第17回発表会!
12月11日(土)、木野南保育園遊戯場にて発表会が行われました。
今年度も、新型コロナウィルス感染症予防のため、各学年ごとの発表会となりました。当日お越しいただきました保護者の皆さまには、他クラスの発表会の取り組みの様子をスライド上映にてお伝えさせていただきましたが、今回のホームページでは、総練習や発表会当日の様子を写真とともにお知らせいたします。
ちゅーりっぷ組(2歳児)『あーそーぼー』
子どもたちと春から楽しんでいる絵本『あーそーぼ』を題材に、生活あそびを発表したちゅーりっぷ組。
はじめは、可愛いウサギが両足ジャンプで登場!元気いっぱいに保育者と「あーそーぼ!」「いーいーよ!」のやりとりをした後、子どもたちが自分の名前を発表してくれました。
続いて、可愛いアヒルたちが登場!
今度はカエルたちが、ピョンピョン登場!ちょっと恥ずかしそうにしていた子もいましたが、勇気を出して自分の名前を発表していました!
トンボに変身した子どもたちもステージを元気に走って登場! 名前も元気いっぱい発表しました!
発表会では、園生活の中でたくさん楽しんできた運動あそびの中から、鉄棒を楽しんだちゅーりっぷ組です。ちゅーりっぷ組の子どもたちの手足の力強さが、『ぶたのまるやき』の様子から伝わります!
みんなでステージに集まった後は、『やきいもグーチーパー』を歌いました。
グーもチョキもパーも 上手に出せるようになった子どもたち!
歌の最後は、「さいしょはグー!じゃんけんぽん~♪」と、会場にいるお父さんお母さんとジャンケンをしましたよ!
『大きな栗の木の下で』と『さようならの歌』も歌って、ちゅーりっぷ組の元気な声が遊戯場いっぱいに響いた発表!お父さんお母さん方の温かい手拍子が子どもたちを和ませてくれ、力となりました!ありがとうございました!!
たんぽぽ組(3歳児)『たんぽぽぐみの あさのかい』
ステージに自分で椅子を持って登場するところから始まった たんぽぽ組の発表会。
保育園での普段の様子を見ていただきたいとの想いから、朝のクラスの様子を発表したたんぽぽ組。ステージでは、いつも行っている日付の確認や『朝の歌』をうたいましたよ!リラックスした様子で普段の保育園生活の様子を見せてくれた子どもたちでした。
『めっきらもっきらどぉんどん』
子どもたちの好きな絵本を題材に、絵本の登場人物になりきりながら遊び、その延長で発表会での劇遊びが楽しく進んでいった たんぽぽ組です。
あそぶ友だちが誰もいない『かんた』は、「ちんぷくまんぷく~♪」と、めちゃくちゃな歌をうたいました。
すると…
不思議な世界にやって来てしまった『かんた』。そこで出会った『しっかかもっかか』と友だちになり、一緒に遊ぶことに。
飛ぶのが上手な『しっかかもっかか』と、『ももんがーごっこ!』ジャンプをたくさん楽しみました。ジャンプをして、タンバリンを叩くことができる。二つの動作を一緒に出来るようになった姿にも成長が感じられます。
次に出会ったのは、『おたからまんちん』。お宝交換をした後、みんなは、鉄棒をして遊ぶことにしました。
鉄棒では、ぶたのまるやきや足掛け回り・前回り・逆上がり等、次々に披露!!普段から園庭の鉄棒や登り棒で遊ぶことが大好きな子どもたちは、自分の得意な技を次々に披露していました!
『もんもんびゃっこ』は、縄跳びの名人!みんなは縄跳びを一緒に楽しむことにしましたよ。
大縄も上手に飛ぶことができます!10回ジャンプに挑戦しましたよ!!縄に合わせてタイミングを計ってジャンプすることは意外に難しいことですが、普段の遊びの中で縄跳びも楽しんでいる子どもたちは、簡単そうに跳んでみせるのでした。
美味しい おもち(画像右側の『おもちのなる木』)を食べた後は、みんなで『けんかのあとは』を歌いました。「ほっぺにちゅ!」と、子どもたちがお父さんお母さんへ投げキッスを放つ姿が可愛らしいたんぽぽ組の子どもたちでした。いつも通りに元気の良さ、そして笑顔でステージに立つ子どもたちの姿が光っていたたんぽぽ組の子どもたちでした。
こすもす組(4歳児)『こすもす演奏会』
みんなで話し合い、音楽発表をしたいとの話が出てからも、さらに話し合いを重ね、みんなで力を合わせなければ奏でることができないハンドベル演奏を発表すると決めた こすもす組の子どもたち。みんなで力を合わせ、タイミングやリズムを取りながら演奏に取り組んできました。発表会当日は、お父さんお母さん方に見守られ、やる気と緊張が入り混じる中、ステージに立った子どもたちです。
はじめは ドキドキした様子の子どもたちでしたが、画像の通り堂々とハンドベルを鳴らす姿が!!『ドレミの歌』と、『キラキラ星』の2曲を演奏しました。きれいな音が遊戯場いっぱいに響き渡りましたよ!
『ももたろう』
今年は、大好きな絵本『ももたろう』の劇を演じることにしたこすもす組。
物語は、ナレーター役の子たちの元気の良い語りから始まります。
ご飯をもりもり食べ、大きくたくましく育った桃太郎は、村のみんなの大切な宝物を勝手に奪って行ったオニから宝物を取り戻す旅へ出かけます。
桃太郎からもらった きびだんごを食べて千人力になったイヌ・サル・キジたちと共に、鬼ヶ島へと向かいます。
オニも相当強かったのですが、桃太郎・イヌ・サル・キジと力比べをして スタミナの限界が来てしまったようです…倒れています。
最後は、『桃太郎の歌』と『おひさまになりたい』を全員で元気いっぱいに歌いましたよ!
劇では、仲間たちと登場やセリフを言うタイミングを合わせたり、身振りや手振りを考えたりしながら役作りにも取り組みました。『おうちのひとにかっこいい姿を見てもらいたい!』そんな子どもたちの発表会の目標もありました。当日は、楽しんで劇を演じていた子どもたち。お父さんお母さん方にも、子どもたちの願いや楽しんでいる姿がしっかりと届いていたことと思います。
ひまわり組(5歳児)『さんまいの おふだ』
物語は、小僧が寺の掃除をサボっておやつを食べているところを発見されてしまったところからスタート。
戻ってきた和尚に叱られないよう、栗の実を拾いに行くと言い出す小僧たち…。
和尚は小僧たちが危険な目に合わないようにと、お札を3枚持たせてくれました。
栗の実拾いに夢中になりすぎて、道に迷ってしまった小僧たちは、親切なおばあさんの家に招いてもらい、晩ご飯をご飯をごちそうになり、そのまま泊めてもらうことに。
ところが、親切だと思っていたおばあさんは『やまんば』だったのです!
親切な声に助けられ、間一髪でやまんばに気付くことのできた小僧たちは、お札の力を借りて逃げることに!
『おふだの妖精』の力に助けられ、やまんばの家のトイレで長らく代わりに返事をしてもらえることに!その間に小僧は、やまんばの家から何とか脱出することができました!
それでもすぐに やまんばに追いつかれてしまった小僧たちは、2枚目のお札で『水の妖精』を呼び、助けてもらいます。水の妖精たちは、大水となって、やまんばを食い止めてくれました。
さらにやまんばに追いつかれてしまいそうになった小僧たちは、最後のお札に助けを求めました。最後は『火の妖精』が現れ、火を使って小僧をやまんばから守ってくれました。
やっとの思いでお寺に帰ってきた小僧たち。和尚の のんびりした様子になかなか戸を開けてもらえず、ドキドキハラハラの展開に。
小僧を追いかけてやってきた やばんば。和尚に小僧を出すよう迫りますが、和尚に化け比べを持ち掛けられ、勝負することに。やまんばが小さな豆に変身したところ、和尚に食べられそうになり、慌てて降参。悪さすることをやめた やまんばと一緒に餅を食べることに。
餅を食べながら、「冒険に行きたいな。」という話になり、みんなは冒険へ出かけることとなりました。
最後は、『3まいの おふだ』の歌をうたい、ガッツポーズと共に元気いっぱいにお父さん・お母さんの前を通り退場して行った子どもたち。元気と自信に満ち溢れる ひまわり組の姿がとても素敵でした!
発表会に向け、配役決めや小道具・衣裳作りなど、自分たちの力で作り上げて来た子どもたちです。年中時の発表会では、「おんせんに いきたいなぁ~。」と言っていた劇のセリフが、今年度は「ぼうけんに いきたいな!!」になっているところも、昨年度と連動していて、子どもたちの園生活の連続性が感じられて楽しく感じられたお父さんお母さん方も多かったのではないでしょうか。劇中のナレーター進行もみんなで力を合わせて行い、話を作り上げていった子どもたち、昨年度も元気いっぱいに演じていた劇でしたが、今年度はさらにパワーアップした成長の感じられる劇でしたね。
『まつり太鼓』
保育園生活最後の発表会は、『まつり太鼓』です。
『年長組と言えば太鼓!』と、子どもたちが迷いなく決めた太鼓。28名の子どもたちが、2組(14名ずつ)に分かれて力強く太鼓を打つところから始まる太鼓の演奏。「わっしょい!」や「そーれ!」の大きな掛け声とともに、太鼓の音が響き渡ります。
演奏の最後は、ふたりで1つの太鼓を打ちます。
全員で打つとさらに迫力の増す太鼓の音!息の合った太鼓は、子どもたちの成長を感じずにはいられない素敵な演奏でした。
始まってすぐに涙しているお父さんお母さんの姿もあり、自分の子以外の子の成長も感じて胸が熱くなったとの声も!子どもたちの成長とともに、園全体をいつも温かく見守って下さる保護者の皆さまだからこそのお言葉だったことを感じます。ひまわり組にとっては、保育園生活最後となる発表会、子どもたちは達成感を感じ、自信をつけてニコニコ。そして、お父さんお母さんは胸の熱くなるそんな様子がたくさんの発表会でした。
最後に、いつも保育園に大きな理解と温かいまなざし そしてご協力をありがとうございます。今回の発表会を無事に行うことができたのも、子どもたちの意欲はもちろんですが、保護者の皆さまのお力添えがあってこそです。取り組みの中では、至らぬ点もあったかとは存じますが、温かく見守ってくださり ありがとうございました。
今年も一年ありがとうございました。皆さま よいお年をお迎えください。