節分

　数日前から「鬼が来る？」と大人に確認する子が増えていく中で、「鬼は体の中の病気を持って行ってくれたり、弱虫鬼、泣き虫鬼、怒りんぼ鬼も連れて行ってくれるんだって」という話しを聴いていました。怖い時はお友だちと手を繋ぐと良いよと聞かされたり、先生が守るから大丈夫だよと抱きしめてもらう子ども達もいましたよ。

　そして迎えた2月2日（金）は鈴蘭保育園の節分です。この日はなんだか朝からソワソワする子ども達、友だちとの距離はいつもより近くお互いの存在が気持ちの支えの様です。自分で作ったお面や豆入れを持ち遊戯場に集合し、鬼に負けない様に大きな声で「おにわそとーふくわうちー」と歌を歌い元気をためて迎え撃つは赤鬼と青鬼です。鬼が登場すると涙してしまう子ども達もいます。その子たちを守ろうと鬼に向かい豆を持ち「おにわそとー」と言いながら何度も投げる子どもたち。無事に鬼退治できると「やったー」と歓声が上がりました。鬼退治を終えると福の神が来て「福が訪れます様に」と素敵なものを置いて行ってくれました。皆笑顔になり、最後は自分たちで巻いた恵方巻も食べました。