教育保育理念
ともに生き ともに育ち ともに支え合う保育を目指す
教育保育方針
心とからだと知恵の保育
心の触れ合う保育
自然と触れ合う保育
ご家庭と連携しての保育
教育保育目標
- 地球上のどんな所でもたくましく生きるための 基礎体力作り
- 問題解決能力を育てる 体験学習
- 人間どうしが温かく助け合って生きていくための 思いやりの心づくり
| 社会的責任 | 児童福祉法などの関連法規の遵守 地域との連携 子どもの人権と尊厳の確保 子育て家庭の支援 |
|---|---|
| 人権尊重 | 保育士等は、保育の営みが子どもの人権を守るために法的、制度的に裏づけられていることを認識し、理解する。 |
| 説明責任 | 保護者や地域社会と連携や交流を図り風通しの良い運営を行う。 一方的な｢説明｣ではなくわかりやすく応答的な｢説明｣をする。 |
| 情報保護 | 保育にあたり知り得た保護者や子どもの情報は、正当な理由なく漏らしてはいけない。 |
| 苦情処理・解決 | 苦情解決責任者である施設長の下に苦情解決担当者を決め､書面における体制を整備する。第三者委員を設置する。職員で共通理解を図る。 |
発達の連続性に考慮した教育・保育の展開
０歳から就学前の一貫した教育・保育の実践
- 一日の連続性及び生活リズムの多様性に配慮する（長期的休業、在園時間の違いなど）
- 環境を通して行う教育及び保育の充実を図る（安全の確保と主体的な活動、異年齢の関わり）
- 養護の行き届いた環境の下、生命の保持、情緒の安定を図る
- 園児の健康及び安全に留意する（健康支援・増進、疾病対応、環境衛生、安全対策、災害対策、食育の取り組み）
- 保護者に対する子育て支援については、教育・福祉の観点に立って就労及び子育ての両立を促す関わりを心がける
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
- 健康な心と体
- 自立心
- 協同性
- 道徳性・規範意識の芽生え
- 社会生活との関わり
- 思考力の芽生え
- 自然との関わり・生命尊重
- 数量や図形、標識や文字等への関心・感覚
- 言葉による伝え合い
- 豊かな感性と表現
年齢別目標
| 0歳児 | ・安全で快適な環境の中で一人ひとりの生活リズムを大切にし、きもちよく過ごせるようにする。 ・保育者との親密な関わりを通して人との信頼関係が芽生える。 ・言葉に関わる様々なサインを丁寧に受け止めもらい自己表出が活発になる。 |
|---|---|
| 1歳児 | ・安心できる保育者との関係の下で、自分でしようとする気持ちが芽生える。 ・十分に身体を動かし歩行や探索する中で、聞く・見る・触れるなどの経験をし、興味や好奇心を育む。 ・自我が芽生え自分の要求、気持ちを行動や言葉で表し、自己主張する気持ちが育つ。 |
| 2歳児 | ・保育者と安定した関わりの中で､自分の身の回りの事を少しずつ自分でしようとする。 ・好きな遊びを楽しんだり､友だちとの関わりを広げていく。 ・保育者を仲立ちとしてみたて･つもりのイメージを共有しあった遊びを楽しむ。 |
| 3歳児 | ・生活に見通しを持ち､身の回りの事を自分でしようとする。 ・友達と一緒に遊ぶことを楽しみながら､人との関わりを深めていく。 ・自分の思い､要求､経験など、ことばや様々な活動で自己表現する。 |
| 4歳児 | ・自分で出来ることに意欲や喜びを持ちながら､生活に必要な習慣が身についていく。 ・いろいろな活動や遊びを積極的に取り組みながら､人とのつながりを深めていく。 ・集団の中で自己主張したり､相手の立場を考えながら行動出来るようになる。 |
| 5歳児 | ・見通しを持って生活できるようになり､生活習慣が自立する。 ・友だちと協力しあい、目的を達成していく喜びを味わう。 ・探求心が深まり、試したり工夫しながら遊び、豊かな心情や好奇心を高める。 |
養護
生命の保持
0歳児
- 人への基本的信頼感が育つような関わりを持つ。一人ひとりの生活リズムを整えるよう配慮する。
1歳児
- 保育者との信頼関係がさらに深まり愛着関係が育まれていく。
- 一人ひとりの心身の状態を常に把握し快適に生活できるようにする。
2歳児
- 生活や遊びのなかで自我が育つような関わりを持つ。
- 自分でやりたいという気持ちを尊重し、出来た時は一緒に喜び共感し意欲と自信が持てるようにする。
3歳児
- 基本的生活習慣を身につけられるように援助する。
- 運動機能や手先が発達できるような働きかけをする。
4歳児
- 自らの体調の変化に気づく。
- 運動量が増し活発に活動できるように配慮する。
5歳児
- 健康に関心を持ち、生活に必要な習慣を身につけられるようにする。
情緒の安定
0歳児
- 生理的欲求が満たされ、安定して過ごす｡甘えなどの依存欲求を受け止めてもらうことで、情緒が安定し､安心感をもって過ごす。
1歳児
- 保育者から抱きしめられたり、触れられたりすることで、心地よさや安心感を得ていく。
2歳児
- 保育者に寄り添われ、受容･共感されながら安定した信頼感をもっていく。
3歳児
- 保育者や友だちとの関わりが広がるようにする。
- 友だちとの関わりの中で葛藤、自己主張を受け止める。
4歳児
- 様々な体験を通し、保育者に共感してもらい、支えられ自己肯定感が育つ。
5歳児
- 生活リズムに応じた活動内容の調和を図り休息が取れるようにする。
教育
幼児（0歳児）の三つの視点
健やかに伸び伸びと育つ（身体的発達の視点）
- 身体機能の発達
- 生活リズムの感覚が芽生えてくる
- 清潔になることの心地よさを感じる
身近な人と気持ちが通じ合う（社会的発達の視点）
- 特定の大人との深いかかわりによって愛着が形成される
- 喃語の育みと応答によって言語が芽生える
身近なものと関わり感性が育つ（精神的発達の視点）
- 身近な環境に興味を持つ
- いろいろな素材に触れ全身で感触を楽しみ感性を育む
健康
1歳児
- 身の回りの簡単なことを自分でしようとする気持ちが芽生える。
2歳児
- 生活の環境を整えることで自分で出来ることを自分でやろうとする。
3歳児
- 一緒に遊びながら､安全な方法(遊具などの使い方、はさみ、箸など)を知る。
4歳児
- 自らの体に関心を持ち異常を感じたら自分から保育者に伝える。
5歳児
- 室内外の危険な物や場所、危険な行動を知り、気をつけて行動する。
人間関係
1歳児
- 保育者や友だちに関心を持ち､真似をしたり関わろうとする。
2歳児
- 保育者が子どもの仲立ちとなりお互いの思いを伝えることで､順番を待つなどの決まりがあることを知る。
3歳児
- 友だちと集団遊び､ごっこ遊びを楽しみ､友だちとのつながりが深まる。
4歳児
- 自意識が強くなり､さまざまなトラブルの中で自分をコントロールする力が芽生える。
5歳児
- 遊びや行事を通して友だちを応援したり力を合わせることの大切さを知る。
- 仲間意識が育つ。
環境
1歳児
- 好きな玩具や遊具に興味をもって十分に探索活動をする。
２歳児
- 場の設定･遊具･玩具を整え､みたてつもりあそびを保育者や友だちと楽しむ。
３歳児
- 子ども同士が十分にかかわって遊べる時間と空間の中で友だちと遊ぶ楽しさを知る。
４歳児
- 身近な物や遊具に興味を持って関わり考えたり試したりして工夫して遊ぶ。
５歳児
- 生活や遊びの中で簡単な標識や文字に興味を持つ。
言葉
1歳児
- 話しかけややりとりの中で実感と言葉が結びつく経験を楽しむ。
２歳児
- 生活や遊びの中で簡単な言葉でのやり取りを楽しむ。
３歳児
- 友だちの話を聞いたり保育士に質問したり､興味を持った言葉によるイメージを楽しむ。
４歳児
- 保育士や友だちとの会話を楽しみ相手に伝わるように話す工夫をする。
５歳児
- 人の話を聞いたり身近な文字に触れたりして言葉への興味を広げる。
表現
1歳児
- 保育士と一緒に歌ったり手遊びをしたりリズムに合わせて体を動かす。
２歳児
- 保育者や友だちと遊ぶ中で自分なりのイメージを膨らませ楽しんで遊ぶ。
３歳児
- いろいろな素材や用具に親しみ友だちと工夫して遊ぶ。
４歳児
- 音楽に親しみ友だちと歌ったり合奏したりして、一つのものを作り上げる楽しさを味わう。
５歳児
- 自分のイメージや動きや言葉など表現したり演じて遊ぶ楽しさを味わう。
食育
食を営む力の基礎
0歳児
- 食べることに意欲を持つ。
1歳児
- 食材に興味を持つ。
２歳児
- 意欲的に食べるようになる。
３歳児
- 食べることの楽しさを知る。
４歳児
- 食べることにより全ての命の大切さを知る。
５歳児
- 食事と栄養のバランスをとる。
健康・安全･衛生
- 健康発育発達状況の把握
- 心身状態や家庭生活の把握
- 年間保健指導計画
- 内科､歯科検診
- 歯みがき指導
- 異常が認められた時の対応
- 施設内外の設備
- 用具等の清掃及び消毒
- 安全管理及び自主点検
- 災害対策
- 毎月の避難訓練
- 消防署見学、消防点検､消火訓練
- 交通安全教室
- 救急講習
保護者に対する子育て支援
- 園開放（あそびの広場）
- 子育て情報（一時保育、休日保育、病児保育、子育てタクシー等）
- 実習生､職場体験、ボランティアの受け入れ
地域に対する子育て支援と連携
- 実習生、職場体験、ボランティアの受け入れ
- 地域文化祭に参加
職員の資質向上
- 実践、研修を通じて専門性を高めるとともに職員間の共通理解と協働性を高める
研修計画
- 園外研修(市内､管内､道内､道外)
- 研修報告
- キャリアアップ研修
- 園内研修
- 法人研修
小学校との連携
- 保育園行事などの案内状の送付
- 保育所児童保育要領の送付
- 木野東小学校との交流
